divine whispers

当ブログは、想いのままに勝手な事をつらつら連ねているものです。アナタが共鳴しちまっても一切責任を負いませぬ。人生は本人が責任を持って生きませう。

はじめから終わりまで、愛があった。

わたしはものすごく愛されている。
愛されすぎているからこそ、悲しい別れがあった。

そう、お互い傷つけなければ別れられないほど愛し合っていた。

愛する人が苦しむ、悲しむ、そんな姿を見るほど辛いことはない。
そこから救ってあげたいのに、何もできない自分を感じることほど
辛いことはない。
だから、離れるしかないと思う。

でも、離れられないのだ、簡単には。
魂の半身だから。

だから、うんと傷つける。
もう、戻れないだろうというくらい。
酷く打ちのめさなければ、無理矢理離れることができない。

そして、自分自身の罪悪感を完結させられない。
傷つけなければ。
罰しなければ。
自分はこんなに酷い人間なのだから、と、完結させなければ。

 

とても。
とても苦しいね。

愛ってこんなに苦しいものなのかな?


けれど奥には、あの人の深い深い、暖かく優しい愛があった。
そして今も、満ちている。
この、指輪に。
この、ぬいぐるみ達に。
あの人の贈ってくれた総てのモノに。

そして、見えないけれど、わたしを取り巻いているのだ。
愛しているんだよ、深く、と。